設定・ツールを利用する。


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  1. 設定・ツールタブの利用法を示す。
    @ 画像キャプチャタイムアウト 動画などが、DVD−ROMなど遅いメディアに記録されている場合、DivXやWMV9など処理の重いコーデックの場合など、キャプチャ画像を時間内に作成できず、作成処理がタイムアウトされます。また、DivXは起動時に時間がかかりタイムアウトすることがあります。タイムアウトは、ビープ音(下記オプション)で知ることが出来ます。

    この場合、
    ・ キャプチャ画像が黒くなる
    ・ 同じ画像が連続的にキャプチャされてしまう。
    ・ ステータスメッセージ領域で、『キャプチャにエラーがあったため、異なる工程で再チャレンジします』や『静止画キャプチャプロセス処理が失敗しました』などが出てサムネイルが出来ない。
    といった問題点が発生します。

    この場合は、タイムアウト時間を長くします。長くしたからといって、ハードディスクなど高速なメディアに入っている画像のキャプチャに時間がかかるといったことはありません。
    ただ、MPG2系キャプチャ(.mpg、.vob)や動画ファイルが壊れている場合はタイムアウトしてキャプチャされることが分かっており、その結果、長時間待たされることとなるので、長くするのが得策ではありません。とりあえず6秒をデフォルトとしました。

    A サムネイルのJPEG圧縮品質 サムネイルに用いるJPEGの圧縮品質を設定することが出来ます。

    あまり、高く設定すると画像はきれいとなりますが、ハードディスクを圧迫する上に、かつ、サムネイルリスト一覧時に時間がかかって快適さが損なわれます。各自、いろいろと調整して決定下さい。

    B 動画アルバムリスト内の1ページリスト行数 動画アルバムリストが多く、一覧を一度に表示しようとした場合、特に98、Meではエラーします。搭載メモリが少ない場合は深刻です。エラーは不可解なエラーで、動画再生しようとすると、ブルースクリーンになったりします。


    この場合、一覧を一度に表示する動画アルバム数を制限し、ページ送り、戻しを行うようにします。
    2000、XPなどNT系OSではこの問題は起こらないと思われます。値を100ぐらいに多くしても良いかと思います。

    C フォルダのドラッグインで再帰的にフォルダ内の動画ファイルを探す。 これがチェックされていると、フォルダをドラッグインして登録をしようとしたとき、サブフォルダの動画まで再帰的に検索し登録をするようになります。 
    N 次のDirectShowフィルタを画像キャプチャ時のみ登録・利用する。 WinDVD(又はPowerDVD、他)のDirectShowフィルタと、Elecardのフィルタの両者をインストールした時、画像キャプチャ時のみElecardのフィルタを利用し、再生は前者を利用する場合に利用します。
    動画再生時にElecardのフィルタを使った時、『田』マークが踊るのが目に触る人向けです。
    (このオプションがオンだと起動時に、このフィルタを登録解除します。)
    D 動画キャプチャ処理中の専用別ウインドを表示 動画キャプチャ処理中の専用別ウインドを表示し、キャプチャの様子を紙芝居的に表示します(どんどんキャプチャされていく様子画わかり、楽しい)。代わりに一括キャプチャ処理にて、アルバムファイル一覧を自動更新しません。98,Meでのリソース不足によるOS暴走時にも、このオプションをご利用ください。
    E 画像キャプチャタイムアウト時にビープ音を鳴らす。 画像キャプチャタイムアウト時にビープ音を鳴らします。
    通常はタイムアウトは発生しませんが、CDドライブなど遅いデバイスからの読み込み、DivXやWMV9など処理の重いコーデックなどで発生します。ただし、ElecardによるMPG2系キャプチ(.mpg、.vob)は必ずタイムアウトして画像取得されます。MPEG2を扱う場合ビープ音がしたからといって、画像キャプチャタイムアウトをむやみに長くしないようにしてください。(V7.20以降)。
    F 一括キャプチャ時にサムネイル選択・評価づけする。 一括キャプチャ時に、各動画キャプチャの後にサムネイル選択、評価レベル、コメントを与えるウインドを毎回表示します。このウインドから動画再生も可能です。なお、このウインドは指定タイムアウト秒後で自動的に消えて次の画像の処理に進みます(V7.30以降)。

    なお、この指定タイムアウト秒は、一括キャプチャ時と個別動画ファイルキャプチャ時とで、それぞれ記憶されます。

    G サムネイル作成時にThumbNailフォルダにマルチサムネイル画像と動画へのショートカットを作成する。 オプションソフトの、A! お好みシーン・プレイリスト拡張モジュール を利用すると、サムネイル作成時に、同時に、ThumbNailフォルダに、複数サムネイルを1画像に保存(マルチサム保存)し、かつ動画ショートカットを保存して簡便整理出来るようになります。ViXなどのビューワソフトで閲覧するとき便利です。また、マルチサム画像は掲示板への画像Upにも利用できます。

    マルチサムネイル画像のサイズ、圧縮品質は、サムネイル選択・評価ウインド内で指定できます。

    H 外部プレイヤ使用

    および

    プレイヤの指定:

    『外部プレイヤ使用』がONの時に、動画リンククリック時に起動される外部動画アプリの指定ができます。動画ファイルのリンクをクリックしたとき利用するプレイヤを指定のことです。

    RMやQuickTimeなど、本ソフトで再生できない画像を見るときや、WMVなどの様に本ソフトでは動作重すぎるとき活用します。

    外部プレイヤに、詳しい引数を与えることが可能です。引数は%Fがファイル名に置き替えられて与えられます。例えば、「-fullscreen -f %F」のようにします。

    I 動画再生が終了したら次の動画を再生。逆ホイールで動画先頭になると前の動画を再生。 通常は有用。

    これがONのとき、ホイールを戻しながら、動画先頭にきたら自動で前の動画の最後に移動する機能を追加しました。V7.10以降)。

    J 早送りの待ち時間間隔 ←、→キーや、はや送りボタンでザッピングしようとすると、動画表示される前にトラックバーが進んでしまい、動画フレームが表示されなくなります。特にCDに格納された動画などです。

    マウスホイールを用いると、まだよいのですが、上述のようにキーを使いたい場合、その待ち時間を調整すれば動画フレームが表示され、快適になります。

    K フォルダ内ファイル群のデータ簡易比較 2つのテキストボックスに、フォルダをドラッグインすることで、2つのフォルダをサブディレクトリまで含めファイルが同じものであるか簡易チェックできます。簡易チェックとは、各ファイルを全てチェックするのではなく、数箇所チェックします。これで高速化できます。このことにより、動画アルバムをDVDなどに焼いたときに正しく焼かれたかチェックできます。

    上のテキストボックス内のパスの各画像に対し、下のテキストボックスのパス内を検索し、その逆はないので注意してください。

    L 再生動画ファイルが見つからない場合のパス変更機能 通常は、例えば、DVDドライブの E:\ から登録した動画は、再生時に E:\ ドライブにメディアをもどさないとだめでした。

    この機能を使うと、E:\ ⇒ F:\ 変換ルール登録すれば、この問題は解決します。

    この他、別のパソコン上の動画ファイルを見れるように、E:\Mpeg ⇒ \\host1\Mpeg 変換ルールを登録するなど、広い応用が可能です。

    変換ルールがはたらくと、下図のように、動画ファイルのリンク背景色が青色になります。

    M ヘルプ表示 起動時のヘルプ画面の表示、非表示が出来ます。



    変換ルールが働いた場合の表示状態:


    動画が見つからない場合の表示状態:


    動画ファイルの生成時刻が、アルバム登録したときと異なる場合の状態。
    DVD内のvobファイル構成など、ファイル構成が同じ場合のファイル区別に有効。
    この!マークが出た場合、アルバム登録ファイルと同一のパス名のファイルであったが、実際はファイルが異なることが考えられる。DVDディスクを再度確認したほうがいい。


    ファイルの同一性を調べるためのハッシュ値をアルバムに記録していない場合に表示。
    V5.00以前にアルバム登録した動画ファイルやV7.20以前でハッシュ値がたまたまゼロだった場合に表示する。解決方法としては、ファイルパスに動画ファイルがアクセスできるようにすると、アルバム登録情報が更新され、!マークが消える。


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